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飛田 健次; 西谷 健夫; 原野 英樹*; 谷 啓二; 磯部 光孝*; 藤田 隆明; 草間 義紀; G.A.Wurden*; 白井 浩; 及川 聡洋; et al.
Fusion Energy 1996, Vol.1, p.497 - 505, 1997/00
核融合反応で生成した1MeVトリトンの燃焼率と中性粒子入射イオンの核融合反応を利用して、高エネルギーイオンの輸送と損失を調べた。通常の磁気シアと比べ、負磁気シアの配位では、トリトン燃焼率が低く(粒子損失がないと仮定した計算の10-60%)、高エネルギーイオンの閉じ込め特性が劣ることを実験で示した。軌道追跡モンテカルロコードを使った解析により、粒子損失の原因はリップル統計拡散と衝突リップル拡散であることを明らかにした。これらの結果は、負磁気シアの炉心プラズマを構想する際に、粒子を含めた高エネルギーイオンの損失に留意しなければならないことを示している。また、ITER相当の上下非対称リップルを持つプラズマにおいて高エネルギーイオンの損失を調べた。実験の結果、この上下非対称性は粒子損失に影響を与えないことがわかった。
飛田 健次; 谷 啓二; 閨谷 譲; A.A.E.VanBlokland*; 三浦 早苗*; 藤田 隆明; 竹内 浩; 西谷 健夫; 松岡 守; 武智 学*
Physical Review Letters, 69(21), p.3060 - 3063, 1992/11
被引用回数:49 パーセンタイル:86.13(Physics, Multidisciplinary)JT-60U第一壁面の熱負荷を測定し、中性粒子入射によって供給された高速イオンのトロイダル磁場リップルに帰因する粒子損失を調べた。その熱負荷はトロイダル/ポロイダル両方向に局在化し、リップル率または安全係数の増大に伴って増加した。リップル損失の実験値は、軌道追跡モンテカルロ計算と良く一致した。しかしながら、熱負荷が最大となる位置を、実験と計算とで比較すると、両者にはわずかな差異が認められた。この結果は、リップル捕捉イオンの軌道が、プラズマ中の径方向電場によって偏向されていることを示す。
飛田 健次; 谷 啓二; 閨谷 譲; 竹内 浩; 三浦 早苗*; 西谷 健夫; 松岡 守
Proc. of the 1992 Int. Conf. on Plasma Physics,Vol. 16C, Part 1, p.I171 - I174, 1992/00
第一壁の表面温度測定により、高速イオンのリップル損失を調べた。リップル損失による熱流束のトロイダル方向の半値幅は安全係数とともに増加した。このことは、リップル井戸の形成領域が安全係数とともに拡大することを明白に示す。熱流束分布の測定結果を軌道追跡モンテカルロ計算と比べた結果、総熱流束には両者の一致が見られたが、熱スポットの位置は一致しなかった。この不一致は、プラズマ中に形成される内向きの径電場の効果によるものと考えられる。